「こころのライブ授業」を終えて
7月14日(月)に開催された「こころのライブ授業」は、北海道いのちの電話 杉本事務局長のお話と、札幌を拠点に活動するバンド『ナイトdeライト』さんによるライブ演奏を通して、「いのちの大切さ・尊さ」について深く考える貴重な機会となりました。
事務局長による講演:悩んだ時の行動
北海道いのちの電話事務局長からは、日本の自殺の現状を踏まえ、いのちの大切さについてのお話がありました。特に印象的だったのは、「今悩んでいなくても、悩んだ時にどうすれば良いか」という問いかけです。「誰かに話をする」「誰かに助けを求める」ことの重要性が強調され、身近な信頼できる人に話すこと、そして話せる人を作っておくことの大切さが伝えられました。
ナイトdeライトによる心に響く演奏
講演後には、札幌を拠点に活動するナイトdeライトさんによるライブ演奏が行われました。『君はそれで素晴らしい』は、不登校で苦しんでいる生徒さんを思い「死なないでほしい」という願いを込められた楽曲で、その重みのある歌詞が本校の生徒の心にも深く響いたようでした。生徒からは、「すごく意味のある歌詞でカッコいいなって思えた曲だった」「歌詞が心に残りました」「自分のこれまでにあったことが思い出されました」といった感想が寄せられ、音楽を通じていのちのメッセージが届けられたことが伺えました。これらの楽曲はYouTubeでも公開されていますので、ぜひ聴いてみてください。
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今回の「こころのライブ授業」にご尽力くださった北海道いのちの電話の皆様、そしてナイトdeライトの皆様に心より感謝申し上げます。生徒たちが、この授業を通じて「いのち」について深く考え、悩んだ時に助けを求めることのできる力を育んでくれることを願っています。
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https://www.youtube.com/@nightdelight7