学校長挨拶
ご 挨 拶
北海道稚内高等学校定時制のホームページにアクセスいただきありがとうございます。
本校は、大正12年(1923年)に北海道庁立稚内中学校として開校し、昭和23年学制改革により、北海道立稚内高等学校となり、同年10月に定時制課程(普通科、水産科)が設置され、令和5度創立100周年を迎えた歴史と伝統のある学校です。また定時制課程としては76年の歴史を重ねております。
定時制課程には、「中学校までの学校生活で学ぶ意義を実感しにくかった」、「高校生活になじめず再チャレンジを決意した」、「働き始めて高校での学びの重要性に気付いた」など、さまざまな生徒が在籍し、学んでいます。
すべての生徒が本校での成長を実感できるようにするため、学習活動だけでなく、ボランティア活動・学校行事・校外活動等を通じて、日々の学びを社会の中で生かしながら、学ぶ意義・社会に貢献する意識を育てるキャリア教育の充実を図っています。
定時制のPRポスターには「自分らしく、さらに向こうへ。」というキャッチフレーズが書かれています。「自分らしさ」とは、自分の好き・嫌い、得意・不得意を認めること、つまり自己理解、自己受容のことだと理解しています。そして他人の比べ過ぎない、自分を否定しないことです。それを少しでも、小さくともコツコツ毎日積み重ねていけば、「さらに向こうへ。」、つまり生徒が直面する現状・限界・恐れ・困難の先にある世界に導いてくれると捉えています。その学びの場所が、ここ定時制なのです。
「定時制(ここ)はあなたの居場所です。」
今後とも、皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
令和7年4月
北海道稚内高等学校長 小 林 洋 介
