1日防災学校
「一日防災学校を開催しました」
去る8月28日(木)、一日防災学校を実施しました。宗谷総合振興局危機対策室から講師をお招きし、災害食の調理体験とワークショップを行いました。
災害食作りでは、専用のビニール袋(ハイゼックス)に材料を入れ、沸騰したお湯で加熱する調理法を学び、なめ茸鮭ご飯と蒸しパンを作りました。
また、ワークショップでは、「経験したことのない大雨 その時どうする?」をテーマに開催しました。様々な家族構成、住宅事情、居住エリアなどを想定し、情報の確認方法、避難の判断、避難経路、避難場所についてグループで考えました。ハザードマップの想定とは異なる被害が発生する可能性についても学び、早めの避難判断がいかに重要であるかを再認識しました。
参加した生徒からは次のような感想が寄せられました。
災害食作りについて
「ビニール袋でご飯や蒸しパンが作れることに驚いた」「蒸しパンがとても美味しかった」
ワークショップについて「家族構成や住んでいる場所によって、避難のタイミングが違うことがわかった」
「特別警報が出てからでは遅いので、何か起きる前に避難することが大切だと気づいた」など。
この一日防災学校を通して、定時制の生徒たちが、「自助(自分の命は自分で守る)」と「共助(地域の安全はみんなで守る)」の精神を学び、防災・減災に対する意識を高め、地域の一員として率先して行動できるようになることを願っています。