今年度の国公立大学中期試験、後期試験の結果が出ました。
中期・後期試験で計8名の合格が出ました。
前期試験と合わせて、現役合計30名の合格となりました。
今年度の卒業生の国公立大学現役合格率が、普通科卒業生計111人に対して27.03%で、統計の残る1956年(昭和31年)以降最高を記録しました。また、センター試験の受験者の中での国公立大学現役合格率が、計50人に対して60%と進学校にも引けを取らない結果を出すことができました。また、難関私大である、明治大学、中央大学(通称MARCHと言われる)にも延べ5名合格し、素晴らしい結果が出ています。
今年度の卒業生の特徴としましては、入学段階での学力は過去最低(模擬試験のデータから)だったのですが、高校に入学してから真面目に学習に取り組む生徒が多く、講習会や模擬試験等にも意欲的に取り組み、学力を大きく伸ばした生徒が多くいました。実際に合格者は、評定平均値も高く、放課後も学校に遅くまで残り学習をしていた生徒が多くいました。驚いたのは、今年度新たに夏休みに本校で行った「学習セミナー」で朝8時30分~21時まで学校を開放した時に、30名以上が21時まで学校に残っていたのが印象的でした。その成果もあってか、夏休み明け以降も、土日も含めて21時まで残る生徒が20名以上いたことがほとんどでした。また、志望校を高く掲げる生徒が多く、センター試験まで志望校を下げる生徒がほとんどいなかったことも、今回の躍進の大きな要因であると考えられます。
また、進路指導部としては、予備校等の環境に恵まれていない稚内の子どもたちのために、代々木ゼミナールのサテラインゼミ(映像授業)を本格的に導入し、個々にあった授業を選択させ、受講させました。特に学年として苦手であった英語は、このサテラインゼミにより大きく成績の向上がみられました。
進路指導部としましては、本校のキャッチコピーである、『稚内だからなんて言わせない』進路実績が出たと思っております。今後とも、普通科の使命である、「地域が期待する選抜制の高い大学への進学を確実に実現できる」進路指導を推進してきたいと考えております。
国公立大学合格校の詳細は以下の通りです。
・北海道大学 経済学部 1名
・北海道大学 水産学部 1名
・帯広畜産大学 畜産学部 1名
・小樽商科大学 商学部 4名
・北海道教育大学旭川校 教育学部 教員養成課程 数学教育専攻 1名
・北海道教育大学旭川校 教育学部 教員養成課程 理科教育専攻 2名
・北海道教育大学旭川校 教育学部 教員養成課程 芸術・保健体育教育専攻 音楽分野 1名
・北海道教育大学釧路校 教育学部 教員養成課程 教育学部 教員養成課程 地域学校教育実践専攻 1名
・北海道教育大学岩見沢校 教育学部 芸術・スポーツ文化学科 美術文化専攻 美術・デザインコース 1名
・北海道教育大学函館校 教育学部 国際地域学科 地域協働専攻 地域政策グループ 1名
・北海道教育大学函館校 教育学部 国際地域学科 地域環境科学グループ 1名
・室蘭工業大学 理工学部 創造工学科 1名
・室蘭工業大学 理工学部 システム理化学科 3名
・はこだて未来大学 システム情報学部 2名
・北見工業大学 工学部 地域未来デザイン学科 1名
・釧路公立大学 経済学部 経済学科 2名
・釧路公立大学 経済学部 経営学科 1名
・宇都宮大学 共同教育学部 学校教育教員養成課程 教育人間科学系 特別支援教育分野 1名
・茨城大学 工学部 都市システム工学科 1名
・弘前大学 人文社会科学部 社会経営課程 1名
・弘前大学 理工学部 数物科学科 1名
・滋賀大学 経済学部 ファイナンス学科 1名
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